ソロキャンプを始めよう!と思ったら、欠かせない道具のひとつに『クッカー』があります。
でも、素材や、大きさ、セット内容など沢山の選択肢がある中で、どれがどういいかって分からないですよね。私もそうでした。
そんなソロキャンプ初心者さんに向けて、このページではクッカー選びのポイントや、おすすめのクッカーをご紹介していきます。
- このページで分かることはこちらです。
- クッカー選びのポイント
- ソロキャンプにおすすめのスタッキングできるクッカー
- スタッキングする時のポイント
3年前までキャンプ経験0だった私が、今までの経験を踏まえて、同じようにキャンプ経験のない方にも分かりやすいように解説していきます。
上手にスタッキングすることで、荷物をコンパクトにすることができます。家と車、車とキャンプサイトの荷物を運ぶ往復回数も減らせますよ!
それでは、最後までよろしくお願いします。
● ソロキャン歴3年のアラサーソロキャンパー
● キャンプ経験ゼロ、1人で楽しめる趣味を見つけたくて33歳からソロキャンプをスタート
● ソロキャンプを始めて1人時間の楽しみ方を知る→毎日ワクワク!
● アラサー女子ならではのお悩み解決法や体験談を当ブログ「ざわざわの森CAMP」にて発信中
● 30代だからできる楽しみ方がある!一緒にソロキャンプを楽しみましょう!
ソロキャンプ|クッカー選びのポイント
まずはじめに、クッカー選びのポイントをさくっと解説します。
おすすめのクッカー紹介は、こちらをクリックで移動できます。
「とにかく沢山重ねられればいい!」と思って選ぶと後悔しますよ!
- ポイントは3つ!
- 作りたい料理で選ぶ
- 必要な道具だけ選ぶ
- 何をスタッキングしたいかで選ぶ
それぞれ解説していきます。
①作りたい料理で選ぶ
1つ目のポイントは、作る料理に合わせて選ぶことです。
キャンプに行ったらあの料理を作ってみたい!と思ってワクワクしますよね。その料理を作るのにあったサイズ、形状のクッカーを選びましょう。
あなたはどんなキャンプご飯を作りたいですか?
『美味しいご飯が炊きたい!』と思うのであれば、アルミ素材のクッカーがおすすめですし、『朝食には目玉焼きが焼きたい!』と思うのであれば、フッ素加工されたフライパンがスタッキングできるクッカーがいいですね。
クッカーを選ぶときは、どんな料理を作るか?を想像しながら選びましょう。
②必要な道具だけ選ぶ
2つ目のポイントは、必要な道具だけスタッキングしましょう。
スタッキングってすっぽり収まって気持ちいいんです。でも闇雲にあれもこれも詰め込んでしまうと、荷物は重くなって、必要ない道具が増えてしまうことがあります。
例えばこちら↓の商品。画像のアイテムが全部お鍋の中に入ります!スタッキングだけで考えるとめちゃくちゃ優秀ですね。そして安い!14点セットで価格は3,530円(税込)です。
ですが、実際はどうでしょう。プラスチックの容器こんなに必要でしょうか?私なら100円ショップでもうちょっとお洒落なものを探します。
アイテムの多さや値段に惑わされず、あなたが必要だと思うものだけを選びましょう!
「いつか使うだろう。」は大体使いません。初心者の方はキャンプの回数を重ねて、必要な道具を追加していくのがおすすめです!
③何をスタッキングしたいかで選ぶ
3つ目のポイントは、クッカーの中に何をいれたいか考えておきましょう。
クッカーの中にも、いろんな道具をスタッキングできます。例えば、マグカップや、ガス缶などの燃料、折りたたみできるカトラリーなどです。
ですが、いざスタッキングしようと入れてみると
「あれ、入らない・・・(涙)」
なんて悲しすぎますよね。
今、自分が持っているアイテムの大きさがどれくらいなのか、しっかり把握しておく必要があります。
クッカーの中に、何を入れたいのか?そもそも入るのか?しっかり確認しておきましょう。
ソロキャンプ|スタッキングできるおすすめのクッカー6選
それでは、ソロキャンプにおすすめのクッカーをご紹介していきます!
snow peak|アルミ パーソナルクッカーセット
- シンプル is BEST!
- やっぱりシンプルが使いやすい
商品サイズ | L ポット:直径148×80mm・1,150ml Lフタ:直径155×36mm・550ml S ポット:直径126×76mm・800ml Sフタ:直径132×32mm・350ml |
収納サイズ | 直径155×100mm |
素材 | クッカー・ふた:アルミ(アルマイト加工※1) ハンドル:ステンレス |
重量 | 500g |
ポイント | クッカーSの中にはsnow peakのチタンマグ300が入る |
snow peakのアルミパーソナルクッカーは浅型で使いやすいのが特徴です。具材が多いカレーなどを作るときも混ぜやすいですね。
ふたはフライパンとしても、器としても使うことができます。
特別な機能はありませんが、初心者には使いやすいシンプルなクッカーです。コスパもよく、snow peakのアイテムはキャンパーの所有欲を満たしてくれます。
調理もできて、器にもなる。これひとつあれば、ソロキャンプの調理も食事も十分まかなえるクッカーです。
(※1)アルマイト加工とは、アルミの表面を強制的に酸化させ、厚い皮膜を作る技術。⇒アルミは柔らかい素材なのでアルマイト加工することで厚く丈夫になります。
コールマン|パッカウェイ ソロクッカーセット
- コンパクトなクッカーならこれ!
商品サイズ | ポット:約直径12.5×高さ10cm・900ml カップ:約直径12×高さ5cm・400ml |
収納サイズ | 約直径12.5×高さ15cm |
素材 | クッカー:アルミ(ノンスティック加工※2) ハンドル:ステンレス・シリコン |
重量 | 250g |
ポイント | ・OD缶の250がスタッキングできる ・コンパクトさにこだわるならこのクッカー |
直径が12㎝、高さが15㎝と女性の片手にものる、可愛いコンパクトなクッカーです。
内側がコーティングされているので焦げ付きにくく、さっと拭くだけでの汚れを落とすことができます。
ハンドルのコールマンカラーのシリコンがアクセントになって可愛いのですが、熱に近づけすぎると溶けてしまうので、特に焚火での使用の時は注意が必要です。
クッカー2つのシンプルなセットですが、バックパックでのキャンプやデイキャンプでサクッと昼食を作る場合など、荷物をよりコンパクトにしたい時におすすめのクッカーです。
(※2)ノンスティック加工とは、『フッ素樹脂加工より熱に強い加工』です。効果は、表面がすべすべで焦げ付きにくくなります。
モンベル|アルパインクッカー 14+16 パンセット
- フッ素加工された大きなフライパンで調理しやすい!
商品サイズ | アルパインクッカー 14:直径15.5×7.9cm アルパインクッカー 16:直径18×10.4cm アルパインフライパン 16 ディープ:直径18×5cm |
素材 | クッカー:アルミ ハンドル:シリコン フライパン:アルミ(フッ素加工) |
重量 | 644g |
ポイント | 大きくて調理しやすいフライパン |
このセットのおすすめポイントは18㎝の大きめのフライパンがセットになっている事です。炒め物などもこぼさず調理することができます。
フッ素加工されているため、焦げ付きにくく、使ってから時間が経っても簡単に洗い流すことができます。
クッカー自体も大きめのため、スタッキングの幅が広がります。
ソロキャンプだけでなく、時には2人でキャンプに行くことがある方におすすめです。
フライパンは単品でも購入可能!
アルミは焦げ付きやすいので、料理が苦手な方はフッ素加工されているフライパンがおすすめ!片付けが断然楽になります。
SOTO|ナビゲーター クックシステム
- 料理好きにはたまらない!
- 機能性抜群クッカーセット
商品サイズ | クッカー大:直径19×高さ7.8cm 重量140g クッカー小:直径16×7.3cm 重量99g |
収納サイズ | 直径190×高さ92mm |
素材 | アルミ(スーパーアナダイズド加工※3) |
重量 | 480g |
ポイント | ・充実したセット内容(9点) ・機能性の高さ |
レギュレーターストーブで有名なSOTOのクッカー。おすすめポイントは充実したセット内容と機能性の高さです。
大小それぞれのクッカーについている蓋(リッド)は湯切り用の穴が開いていて、ザルがなくてもパスタや野菜の湯切りができます。まな板としても利用可能です。(樹脂製なので焚火での調理では注意が必要です。)
ハンドル(リフター)は取れるタイプ(取っ手が取れる~T-falタイプ)でかさばらず洗いやすいし、トングとして使う事もできます。レトルトのカレーを温めたときなどに便利ですね!
少し大きめですが、アルミなので480gと軽量です。
個人的には黒いボディーがかっこいいなと思います!
シンプルでは物足りない、機能性重視の方におすすめです。
2022年4月の新作でナビゲータークックシステム SOD-501にスタッキングできる18センチのフライパンが発売されました!料理の幅がさらに広がるアイテムです!
(※3)スーパーアナダイズド加工について
アナダイズド加工とはアルマイト加工とも呼ばれます。アルミの表面を強制的に酸化させて、熱い皮膜を作る技術です。スーパーアナダイズド加工とは一般的なアルマイト加工の2倍の厚み!⇒表面がさらに厚く丈夫になる!
ユニフレーム|山クッカー角型 3
- 荷物の間にすっぽり収まる角形クッカー!
商品サイズ | 鍋 13:約12.7×12.7×7.45(深さ)cm、容量1L 鍋 11:約10.8×10.8×6.4(深さ)cm、容量0.6L フライパン:約13×13×3.4(深さ)cm |
収納サイズ | 約140×147×88mm |
素材 | 鍋:アルミ(アルマイト加工) フライパン:アルミ(フッ素樹脂加工) |
重量 | 約449g |
ポイント | ・袋ラーメンがすっぽり入るサイズ ・四角いフライパンはレアアイテム |
四角いクッカーってどうなの?と思っている方はユニフレームの山クッカーがおすすめです。
鍋だけで販売されている角型クッカーはいくつかありますが、フッ素加工されたフライパンがセットになっているクッカーセットは珍しいです。
角があるので、お湯を注ぎやすくなっていています。カップラーメンやコーヒーを入れる時に重宝します。
また、荷物をまとめる時にデットスペースができにくいのもメリットです。
他の人とはちょっと違うクッカーにチャレンジしたい!と言う方におすすめです。
テンマクデザイン|タクティカル ライスクッカーセット
- オールフッ素加工!
- 調理も片付けも楽ちん!
商品サイズ | ライスクッカー:164mm×107(H)mm、350g 小鍋 :150mm×68(H)mm、214g フライパン:158mm×44(H)mm、140g ザル:140mm×50(H)mm 、68g |
収納サイズ | 約直径162×122㎜ |
素材 | ライスクッカー・小鍋:アルミ(内側・フッ素加工、外側・耐熱塗装) 蓋:ステンレス フライパン:アルミ(フッ素加工) |
重量 | 約772g |
ポイント | クッカーもフライパンもフッ素加工されている |
サーカスTCでお馴染みのテンマクデザインのクッカーです。魅力はなんと言ってもクッカーもフライパンもフッ素加工されていること。
フライパンだけでなく、クッカーもフッ素加工されているセットは珍しいです!
キャンプでは、自宅に帰ってから洗い物をするのも一つの方法です。そんなすぐに洗わない場合でもさっと拭いて綺麗にしておくことができます。1つの料理を作り終わって、次の料理にとりかかる時も便利ですね。
本体が黒いので、焦げ付きや汚れが目立たないし、見た目もかっこいい!
お値段が少しお高めですが…クッカーの管理を楽にしたい、綺麗な状態で使っていきたい方におすすめです。
ソロクッカー|スタッキングする時のポイント
関連性のあるものをスタッキングする
関連性のあるものをスタッキングしましょう。何でもクッカーの中に詰め込むのがスタッキングではありません。
いざと言う時に必要なものがすぐに取り出せない場合があります。
例えばクッカーの隙間にウエットティッシュを入れたとします。
設営中にテーブルを拭いたりする時に、わざわざクッカーセットを取り出して、マトリョーシカ状態のクッカーを開けて、ウエットティッシュを取り出さなければいけません。
そしてまたマトリョーシカします(笑)
面倒臭い!
こんな事にならないように、クッカーの中には、燃料やバーナー、おたまなど、食材であればお米など、一緒に使うものをスタッキングしましょう。
傷つきやカチャカチャ音を防ぐ
スタッキングする時には、道具同士の接触に気をつけましょう。
クッカーの中に金属製の道具を入れていると振動やすれで傷がつき、コーティングが剥げて、その部分から錆びてくる可能性があります。
はじめて買った大事な道具に傷がつくと、ショックです。(経験あります。涙)
そのままの状態でスタッキングするのではなく、付属の袋やジッパーのついたビニール袋でもOKですので、道具と道具の間にワンクッション挟んでスタッキングしましょう。
傷つき防止だけでなく、金属同士があたるカチャカチャ音も防ぐ事ができます。
まとめ
クッカーのスタッキングについて解説してきました!
- このページのおさらいです。
- 作る料理に合うクッカーを選ぶ
- 必要なものだけスタッキングする
- クッカーの中にスタッキングするものを確認する
- ソロキャンプにおすすめのクッカー
- スタッキングする時のポイント
上手にスタッキングする事で荷物をコンパクトにしたり、料理する時に「あの道具どこいったっけ?」を解消する事ができます。
初心者の方は、シンプルなものから初めて追加していくのがおすすめですが、料理が得意な方は機能性の高いクッカーセットを選ぶのもありです!
クッカーとバーナーがあれば自宅でもキャンプご飯が楽しめます。「まだキャンプ道具が全部揃わない」と言う初心者の方も、まずは自宅でキャンプご飯からはじめてみませんか?
最後までありがとうございました。
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