DODの「ワンポールテントS」ってどんなテント?初心者の私でも設営できる?
ワンポールテントっておしゃれでかっこいいよね。DODのワンポールテントSなら初めての人にもおすすめのテントだよ。このページではその理由を説明していきます!
このページで分かる事はこちらです。
- そもそも、ワンポールテントとは?
- DODワンポールテントSがソロキャンプにおすすめの理由
- DODワンポールSのデメリット
テントの購入って分からないことが多くて戸惑いますよね。
このページを見れば、「DODワンポールテントSなら初心者の私でも挑戦できる!」と思っていただけると思います。
それでは最後までよろしくお願いします。
● ソロキャン歴3年のアラサーソロキャンパー
● キャンプ経験ゼロ、1人で楽しめる趣味を見つけたくて33歳からソロキャンプをスタート
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● 30代だからできる楽しみ方がある!一緒にソロキャンプを楽しみましょう!
ワンポールテントを分かりやすく言うと…
まずは「ワンポールテント」についての基礎知識をさっくりと解説しておきます。
分かりやすく説明するとこんな感じです。
- 1本のポールで設営できるテント
- 非自立式テント
- ペグを使ってテントを張る
『ティピーテント』も呼び方が違うだけで同じテントです。三角錐、五角錐、六角推などいろいろな形があります。
DODワンポールテントS|ソロキャンプにおすすめの理由
DODのワンポールテントSが「ソロキャンプにおすすめの理由」を4つにまとめました。
- 軽量
- テント内は広々
- コンパクトに収納
- コスパがいい
1つずつ解説していきます。
①軽量
このテントの最大の魅力は『 軽量 』なことです!
DODワンポールテントSの重さは「3.1㎏ 」
この重さは、ソロキャンプ用のテントでは軽量な部類に入ります。ソロキャンプでの道具の軽量化は大切なポイントです!
ソロキャンプに人気のテントと比較しました!
ワンポールテントS (DOD) | 3.1㎏ |
ツーリングドームST (Coleman) | 4㎏ |
アメニティードームS (snow peak) | 5㎏ |
ソロベース (BUNDOK ) | 約4.48㎏ |
ワンポールテントSの軽さの秘密を解説していきます。
軽量の理由は『 フルメッシュ仕様 のインナー』
軽量なのは「インナーテントがフルメッシュ仕様」である事が大きなポイントです!
ほとんど同じ大きさの2つのテントでもこんなに違います。
こちらは、Colemanのワンポールテント エクスカーションティピ 325 3~4人用のインナーテントの画像です。出入口部分だけメッシュ素材です。
こちらはDODワンポールSのインナーテント。全面メッシュ素材です。
重さには、なんと!約3㎏の差がありました!
サイズ | 総重量 | |
---|---|---|
ワンポールテントS | 320×270×170 | 3.1㎏ |
ワンポールテント エクスカーションティピ 325 | 325×230×200 | 6㎏ |
高さやポールの太さなどの違いはありますが、総重量として約3㎏の差は大きいです!
軽量であれば、バックパック1つでのキャンプや自転車でのキャンプでも負担が少ないですね。
また軽量なのは、「設営時の負担」も少なくなります。
ソロキャンプは当然1人で設営・撤収を行います。軽量化されているのは、持運びだけでなく、設営・撤収の手軽さもソロキャンパーにとって大切なポイントです。
②テント内は広々
DODワンポールテントSは3人用なので、1人で利用すればかなり広々利用することができます。
ソロキャンプのテントは「1人寝るだけ」の広さしかないものも多いですが、室内が広いとこんな風にキャンプを楽しめます!
- タープが無くても日陰を確保できる
- テント内にテーブルや椅子を持ち込める
- 沢山の荷物を入れることができる
- ソロキャンだけでなく2人でも利用できる
- 雨の日でも広々した室内でキャンプを楽しめる
- テント内で過ごせば、風の強い日でも荷物が飛ばされる心配なし
などなど、メリットが沢山あります!
イメージ画像作ってみた!
キャンプには欠かせない、
- テーブル
- 椅子
- ローコット
を配置するとこんな感じです!
コンパクトなテーブルと座敷スタイルの椅子をセレクト!プライベートがしっかり確保されたリラックススペースの完成です!
DODのローコット「バッグインベッド」が入ります!コットって憧れますよね…!
配置したアイテムと大きさはこちらです。(クリックすると詳細を確認できます。)
①アルミロールテーブル 横40×縦29
②フィールド座椅子 横49×縦68
③ローコット 横183×縦72×高さ15.5
③3人用なのにコンパクト収納
広いテントとなると、必然的に収納したときも大きくなるのでは?と思いますよね?
ですが、前項で解説したインナーがフルメッシュ仕様であることや、ポールが1本なので収納時はかなりコンパクトになります。
人気の3人用テントで「収納サイズ」を比較してみました!
ポールの長さが170㎝ありますが、細めで(スチール製で丈夫なのでご安心を…)4分割されているので、短く!細く!収納する事ができます。
テントは幅を取るキャンプ道具の1つです。そのテントがこれだけコンパクトであれば、持運びが楽なだけでなく、自宅での保管も場所を取らなくて助かりますね!
ここまでのまとめ
テントの重さや大きさについて解説してきました!
ここまでをまとめると…
DODワンポールテントSは
- 軽い
- 持運び、設営の負担が少ない
- 中が広い
- テント内でのんびり過ごせる
- コンパクトに収納できる
- 移動の時も、自宅でも場所をとらない
ここまで分かった事だけでも、めちゃくちゃ優秀なテントなんですが、実は気になるお値段も優秀なんです。
続けて解説していきます!
④コスパがいい!
このテントの嬉しい魅力!それは『コスパの良さ』です。
販売価格は、14,940円(税込み)
DOD公式HPで確認しました。
キャンプはお金が掛かる趣味なので、できるだけ「安くていいもの」を選びたいですよね。
この14,940円が安いかどうか?ですが、ソロキャンパーに人気のテントの値段を比較した表をご覧ください。
販売価格 | Amazon | 楽天市場 | |
---|---|---|---|
ワンポールテントS (DOD) | 14,940円 | 12,300円 | 11,645円 |
ツーリングドームST (Coleman) | 19,800円 | 13,307円 | 13,307円 |
アメニティードームS (snow peak) | 35,200円 | 35,200円 | 35,200円 |
ソロベース (BUNDOK ) | 44,000円 | 24,800円 | 24,700円 |
Amazon、楽天市場の価格は常に変動します。(2022.4.19の価格)
ご覧いただて分かる通り、安いです!
正直な話…安すぎるテントってちょっと心配じゃないですか?もちろん1万円以下でもいいテントはあると思いますが、それをネット上で見極めるのは難しいです。
DODのワンポールテントSは高過ぎず、安過ぎず、1万円台で手に入ります!
テントの価格を少し抑えて、他の道具に予算をまわすこともできますね!
コスパ面で完全におすすめできるアイテムです!
DODワンポールテントS|デメリットと注意点
ここまで、おすすめする理由を説明してきましたが、デメリットや注意点もしっかりと解説していきます。
全ての人にとって完璧なテントってないですよね。だからこそ購入前にはしっかりとデメリットを知っておくことも大切です。
「そのデメリットどうすればいいんだよ~!」って部分も一緒に解説していきますので、最後までお付き合いくださいね。
①高さが低い部分もある
ワンポールテントSのメインポールの長さは170㎝ → 一番高い場所は170㎝となります。
「170㎝か~!結構高さあるね!」と思いきやイメージはこんな感じです。
「あれ…人間、完全にはみ出てる…」って思いましたよね(笑)
中央にポールがあるので身長150㎝の人でもまっすぐ立てる場所はごくわずがです…テント内では中腰で移動することになります。
座って過ごすには問題ない高さです。
170㎝と聞くと「高くて広そう!」と思いがちですがワンポールテントの特性上、
『中央部分は高いが徐々に低くなる』
と言う事をしっかり理解しておきましょう!
テント内で直立できるテントは大型のファミリーテントくらいです!
↓こんなやつ
「フタマタノサソイS」で高さを活かす!
「フタマタノサソイS」と言うオプションアイテムで170㎝の高さを満喫することができます。
中央のポールを二又化させる事ができるアイテムです。フタマタノサソイSにコンパクトタープポールを繋げて使用します。
中央のポールがなくなる事で移動しやすくなったり、開放感もかなりupしますね!
ポールが2本になるので少し総重量は重くなりますが、ポールはいろんな場面で役に立つアイテムなので、もし使わなくなってもタープを張る時などに利用できます。
②グランドシートが割高になる
DODワンポールテントのグランドシートは六角形です。
ドーム型テントなどはレジャーシートを代用して安く準備することができますが、六角形のレジャーシートってないですよね。
・ODグリーンシート 2.7m×3.6m → 955円(税込み・Amazon)
・ワンポールテント S用グランドシート → 3,127円(税込み・Amazon)
3倍くらい高いです(涙)
でも、3倍高いだけあってもちろんメリットが沢山あります!
- サイズがぴったり(折る、切るなどの加工不要)
- 耐水圧5000㎜(ODグリーンシートは3000㎜)
- ポリエステル素材で丈夫で柔らか(ODグリーンシートはポリエチレン→ガザガザして固め)
- うさぎのマークがかわいい🐰
1番のメリットは角6ヵ所に「ショックコード」が付いている事です。
グランドシートをしっかりと固定する事ができます。(レジャーシートではこれができないんです…)
このグランドシートを固定したペグに
①インナーテントのコードを引っかける
②フライシートのコードも引っかける
→グランドシートにぴったりあった位置にテントを設営できる!!
これはかなりポイントが高いです!グランドシートってずれて設営しにくかったり、ずれて水分がにじんでこないか心配になったりします。
ちょっと高いですが、純正のかわいい🐰グランドシートをセットで購入するのがおすすめです。
③冬は寒い・夏は暑い
あんまり言いたくないんですけど、DODワンポールテントSは
『 冬は寒い 』
『 夏は暑い 』
と言われています。(涙)
体感温度は個人差がありますし、利用する場所、地域によって環境は変わりますが、以下の様な事が原因です。
- 冬に寒い理由
- スカートがないので隙間風が入ってくる
- インナーがフルメッシュ仕様なので外気の冷たさが伝わりやすい
- 夏に暑い理由
- 出入口が1ヵ所なので風が通りずらい
- インナーがフルメッシュ仕様なので外の熱さが伝わりやすい
構造がシンプルで初心者にも設営しやすい事や、フルメッシュ仕様で軽量な事の反面、このようなデメリットが発生してしまいます。
「真冬に雪の中でキャンプがしたい!」
「夏の海水浴の時に持って行きたい!」
と言うのは少しハードルが高いかもしれません。
隙間風の対策は「スカートを自作する」ことである程度は可能です。
①レジャーシートを長方形に切る
②ダブルクリップで止める
で完成!
材料はホームセンターで手に入ります。
「スカートのあるテントってどんな感じなのかな?」と試してみるのもありです!
工夫次第で利用できる期間を長くすることはできますが、熱すぎず、寒すぎない、過ごしやすい季節に使うのがおすすめです。
詳しいスカートの作り方はこちらをご覧ください。⇒ワンポールテントSのスカートの作り方
スカート付きテントはこんな感じです。
スカートは、テントと地面の間からテント内に冷たい風が入り込むのを防ぐ役割があります。
設営時の注意
ワンポールテントは、1人でも簡単に設営できる事も人気のポイントです。
基本の設営は、この3STEP!
設営は簡単ですが、もちろん注意点もあります!
キャンプ場で「こんなはずじゃなかったのに…」とならないように、注意点とその対策も確認しておきましょう。
①設営場所をしっかり選ぼう!
ワンポールテントは「設営場所選び」がとっても重要です。
理由は「非自立式テント」だからです。
何ヵ所もペグで固定する必要がありますが、もし移動するとなると、
①ペグを一度全部抜いて
②テントを倒して
③移動先でまた1から設営
となります。
正直、大変ですよね(笑)
そうならないために、場所選びが大切です。
ペグがしっかり刺さる場所を選ぶ
ペグがしっかりと刺さらないと、テントがたるんでしまったり、最悪の場合は倒れてしまったりします。
・さらさらの砂地(砂浜)
・小石や砂利などの多い河川敷
などでの利用は要注意です。
芝生などのキャンプ場でも地面が柔らかくペグが抜けにくい場合があります。
付属のペグより少し長めのものを6本だけでも準備しておくと安心です。
「ペグって素材がいろいろあってどれを選べばいいか分からない…」
と言う方は「ペグの選び方や素材の特徴」についてこちらの記事で解説していますので、是非合わせてご覧ください。
②タープは直結させない
テントのメインポールを利用してタープ設営する方法がありますが、ポールに直接タープのガイドロープを結ぶのは絶対NGです!
タープ側に引っ張られてテントが倒れる危険性があります。
テントのメインポールを使ってタープを設営する場合は、「トンガリハット」と言うオプションアイテムを使いましょう。
テントの頂点に被せて、3本付いているロープの1本はタープに連結、2本は地面にペグダウンして使います。
ポールに掛かる負担を3方向に分散させて、テントの転倒などを防ぐ効果があります。
ワンポールテントSは前室がないし、出入口を跳ね上げる事ができないので、雨の時などはタープが必須アイテムになりますね。
↓こんな感じにはできません。
調理をしたり、焚火をしたりする時もタープがあれば、日陰を作れるし、夜露(よつゆ)から荷物を守る事ができます。
昼と夜の寒暖差が大きいと夜露が発生しやすくなります。季節の変わり目などは、「昼は暑い⇔夜は寒い」と言った事も多く、びっくりするくらい荷物がびしょびしょになるのでタープの利用がおすすめです。(びしょびしょになった経験あります。)
トンガリハットを使って安全にタープの設営をしましょう。
おすすめのタープはこちらです。DODいつかのタープは、ポール・延長ベルト・ロープがセットになっています!(安いものはタープのみが多いです。)UV加工されているのも嬉しいポイント!
まとめ
このページではワンポールテントSについて「ソロキャンプにおすすめの理由」を解説してきました。
その理由をおさらいです。
- 軽量
たったの3.1㎏ - テント内は広々
寝るだけではなくテーブルや椅子を入れてもゆったり - コンパクト収納
家でも場所を取らずに片付けられる - コスパよし!
安すぎず、高すぎず、1万円台で購入可能
デメリットも解説しましたが、DODのワンポールテントSは機能的に「高スペックでハイテクなテント」とは言えないかもしれません。
ですが、初心者の方でも設営しやすいシンプルな構造や、高スペックテントには到底実現できないコスパの良さなど、このテントには、このテントの良さが沢山あります。
おしゃれなテントで楽しくソロキャンプをしましょう。
最後までありがとうございました。
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